陣場台熱球録 web版 その30

昭和44年 春季・秋季大会に優勝

 昭和44年になると、エースの工藤投手の調子が良く、春の岩手県大会でも好成績を収め久しぶりの甲子園出場が期待されていた。春の県大会決勝戦は、前年夏の甲子園でベスト8に進出した宿敵盛岡一高との対戦となりオールドファンを喜ばせた。その試合も1−0で勝利を納め春季大会初優勝を成し遂げた。東北大会では初戦で2−3で秋田商業に惜敗した。

夏の大会は二回戦から登場した。2回戦13−2宮古水産、3回戦2−1黒沢尻工業と順当に勝ち進んだ。準々決勝では1−6で一関商工に敗れた。一関商工と一関工業が北奥羽大会に進出した。北奥羽大会は、太田幸司投手がエースの三沢高校が制して甲子園出場。甲子園でも決勝再試合の歴史的名勝負を繰り広げた。

 残念ながら甲子園出場は成らなかったが、エースの工藤投手は2学年ということで来年の甲子園出場に期待を抱かせた。秋季大会でも県大会に優勝し、東北大会でも弘前実業に1−2の惜敗であった。


目次に戻る


甲子園100年物語 輝いた東北の男たち
 岩手から世界へ伝統への挑戦「南部美人」