陣場台熱球録 web版 その35

昭和62年 歴史に残る最長試合

昭和62年の春季大会は地区予選を突破して県大会に出場、県大会の初戦で1−6と盛岡工業に敗れた。

春から夏にかけて守備も安定しだし、捕手からコンバートされた石輪投手の仕上がりもよく夏へ向けての調整が順調で期待がもたれた。初戦の相手は専大北上高校。この試合は雨天による試合中断を含み岩手県高校野球史上最長の試合として記録されている。7−7で延長戦に突入、ここで雨天のために約120分の中断で試合は再開された。専大北上は再開直後の石輪投手を攻め3ランホームランで3点を奪い試合を決したかに見えた。その裏の福岡の攻撃は、昭和主将の恵津森選手の2ランホームランで1点差まで詰め寄り二死二塁と一打同点の場面まで詰め寄ったが武運拙く1点差で破れた。「福岡で野球ができて幸せだった」との恵津森主将のさわやかなコメントが印象的だった。


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