カシオペア地域は縄文文化の宝庫

 縄文時代は、約1万5千年前から約2300年前にかけて日本列島で発展した時代である。世界史で見ると、中石器時代から新石器時代に相当する。土器の出現、竪穴式住居の普及、貝塚の形成が特徴である。
 
 縄文時代の終わりについては、定型的な水田耕作を特徴とする弥生文化の登場を契機とすれば、その年代については紀元前紀元前数世紀から紀元前10世紀頃までで多くの議論がある。しかし地域差が大きく、また近年の発掘調査から縄文時代にも稲作が行われていた痕跡が見つかっている。

 この縄文文化を再発見したの彫刻家の岡本太郎氏だったことはあまり知られていない。嘘のような話に聞えるかもしれないが、それまで縄文について美術的な視点からの発言は誰もしたことが無く、岡本太郎が1952年に『みずゑ』誌上で「四次元との対話――縄文土器論」を発表するまで、縄文土器や土偶は美術品ではなく工芸品という扱いを受けていたのである。

 実は、カシオペア地域は縄文遺跡の宝庫なのである。特に一戸町では、御所野遺跡を青森の三内丸山遺跡などとともに世界遺産への登録を目指している。

 御所野遺跡の北方約3kmの地点にある蒔前(まくまえ)遺跡から出土した「鼻曲り土面」は、長さ18cm、幅11cmで、顔全体が右から左へゆがんでいて、太いヒモ状の鼻は右に大きく曲がっている。顔の一部に赤色顔料が残っていることから、当時は全面が赤く彩色されていたと思われる。
 一見ユーモラスな表情にもみえるが、土面は、精霊や祖先など、死者に関連するものと考えられ、「鼻曲り土面」は、悪霊を表したものとする説もある。世界各地に残る醜女伝説との関連も考えられる。顔の両側には紐を通すためと思われる孔があり、仮面として被っていた可能性もあるが、鼻の裏面にくぼみがないことから、人の被る面ではなく、木あるいは植物質など腐食しやすい材質の像にとりつけたとも推測される。
               
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