ホンズナス! 文化圏

私の住んでいる岩手県北部(青森県南も同様)では、「ホンズとは」頭の記憶能力、知能を意味している。
例えば買い物を頼まれて、間違ったものを買ってきた場合などに「ホンズナス!」と言ってしかられたりする。

「ホンズナス」の”ナス”は、「無し」が訛ったものだ。
それでは「ホンズ」の語源は何であろうか?。
元々は、京都で使われていた言葉で「本地」である。
本地とは、「本性・本心・正気」を意味しているようだ。
「酔いてもほんぢを忘れず」と古典にも登場する。
そう言えば酒を飲んで意識が無いことも「ホンズ」を落とすと使ったりもする。

 


「ホジナシ」・「ホンキナシ」・「モンジャナシ」・「ホデナス」・「ヘデナス」・「ホウデェナス」・モジャネ」など言葉が、
同じような意味を持って東北各地に残っている。

これは「ホンズナシ」文化圏と名付けるしかない!。
「本地無し」!。何とも意味の深い言葉ではないか

さらに驚くべき結果が隠されていた。
九州南部では酒を飲んだら「ホ」が無くなるらしい。
北国の東北でも、酒を飲んだら「ホンズ」が無くなる。
九州でも間違ったものを買ってきたら、「ホがねー」と言ってしかられるらしい。

柳田国男氏の説によれば、言葉(日本語)というものは京都を中心に円を描くように(波紋)日本各地に広がって行くものだと唱えている。
つまり、京都で流行した言葉が長い年月をかけて、少しずつ変化しながら小さな円の地域からより大きな円の地域へ広がると言うことだ。
そして京都ではとっくに忘れられているような言葉も、遠く離れた東北や九州では形を変えて残っている。

と言うことは、日本語の成り立ちを考えた場合、方言は資料の宝庫となるはずなのである。
類似の言葉があれば教えて下さい。

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