田植え時期の食事法 (平成29年12月16日)

昭和40年代の前半、就学前の記憶に残っている田植えの風景。

農作業をどうしても中断したくない時は、立ったままの姿で食事を摂る事がある。
その時に器用にも、お椀を左手に三個保持して食べる人を覚えている。
しかし、母親から聞いてもそのような記憶が無いらしく、何かの勘違いと思っていた。

ところが、高橋九一氏の「むらの生活史」で面白い記述があった。
片手で三個の椀を持って食事をするという記述を見つけたのである。

 田の仕事をしているとき雨の中で、立ったままの姿で食わねばならないことがある。そのときには、左手の親指と人差し指で飯椀の糸尻をもち、中指と薬指で汁椀を、小指と薬指の間に沢庵漬け皿、といっても塗のカサコの三つを持って食べる。

記述をまねて三個の椀を持ってみたが、なかなか上手く行かない。
汁椀と沢庵漬けを入れる器が、やや小振りでないと保持できないのである。

もう一つ判ったことは、汁が熱いとすれば陶磁器製の椀では保持できない。
木製の漆器であれば、熱い汁でも保持できることが判った。
ここでも漆器の産地ならではの技かもしれないと実感。

椀を三個保持する技を練習中である。
明治期に農家で使ったと思われる椀が、一番しっくり保持できることも発見。
この技術を習得したら、この場で画像を公開する予定である。





思い出しながら、椀を三個持ってみました。
俗に言う御山ゴキだと上手く持てます。



 る

昭南島(シンガポール)物語〈上〉
 南部 せんべい 汁 3〜4人用 
ニッスイ ぐるりニッポンの旅 駅弁巡り 山形県米沢「松川弁当店」監修 駅弁屋さんの牛そぼろ 55g×12個