「一戸の竹手提篭」 (平成29年12月日29日)

 岩手県一戸の手提げ篭である。昔ながらの形をしているが、これは竹細工ならではの形である。

 しっかり編み上げてあり、頑丈で安定した姿をしている。夏となると、どうもこうした竹製品がいい。

 竹を編んであるので風通しが良いせいだろうか。ともかく竹細工は夏の物である、

 ちかごろ竹細工も芸術の分野に入り、竹芸家などという人がおり、小さな籠の花入れ一つ、びっくりするような高額で売っている。

 竹細工というものは手易いようで奥深く、やはりそこには年季が要る。その技術は芸術と結びついて竹芸などという生まれたのであろう。

 これは決して芸術品ではない。文字通りの実用品だが、何となく日本の夏にはふさわしい形をしている。

(参考文献 日本の民芸 通巻334号)



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