台湾での歴史戦!

台湾で蒋介石像の頭部切断 日本人技師・八田與一像損壊の報復か

台北郊外の景勝地、陽明山で平成29422日、初代総統の蒋介石の銅像の頭部が切り取られ、赤いペンキがかけられているのを住民が通報した。中央通信社が伝えた。

損壊された蒋介石像には、中国国民党が台湾住民を虐殺した「2・28事件の元凶」などと書かれていた。

この事件に先立ち、台湾南部・台南市の烏山頭ダムで16日、日本統治時代の技師、八田與一の銅像の頭部が切り取られる事件が発生していた。

「台湾建国工程隊」を名乗る人物らが22日、フェイスブックで、蒋介石事件に対する報復だとの声明を発表した。この団体は他にも蒋介石像を損壊しているとみられる。.

八田と言えば現地で巨大ダムと網の目のように張り巡らされた用水路を建設し、農業生産量を飛躍的に向上させた功労者。

八田は日本統治時代に同ダムの建設を指揮。嘉南平原に水を送り、大規模な穀倉地帯にした。現地では毎年58日の命日、慰霊祭が開かれている。地元当局は慰霊祭に間に合うよう早急に像を修復すると表明していた。

その功績で、今なお台湾の人々に感謝され、それであるが故にダム近くの場所に八田氏の墓とともにこの像が安置されているのだ。毎年五月の命日にはそれらの前で慰霊祭も営まれている。

台湾でも日本でも八田氏は「日台友好の象徴的存在」と目されてきたのだが、それだけに今回の事件は日本でも報道され、多くの台湾国民に衝撃を与えている。

それでは、最初に八田與一の銅像を破壊した犯人はいったい誰なのか。

実は八田氏は、ごく一部の中華民族主義者の在台シナ人にとっては甚だ気に入らない存在なのである。

台湾人は中華民族の一員であり、中華民族であれば日本人を見下すべきで、そして日本統治時代など断固全面否定すべきであるのに、八田氏の功績が台湾人をして日本統治への再評価を促しているからだ。

そのためだろう。今回の事件を奇貨としたか、戚嘉林という中華民族主義の歴史学者が、親中メディア「中国時報」に寄稿し、持論をこう展開した。

台湾では、日本人の八田と言えば独立派によってしばしば美化されている。李登輝元総統に至っては非常に尊敬心を抱いており、八田が百万人の農民を豊かにしたなどと言っている。しかし独立派による八田美化の言論は実は歴史捏造だ」

要するに八田は本の利益のために灌漑事業を進めただけで、台湾の農民のことなど考えていなかったと強調し、日本人を讃えるのを止めて中華民族主義に回帰せよとと訴えたい訳なのだろう。

もっともこの歴史学者こそ歴史捏造の名手である。これまでいかにも中華民族主義者らしく、李登輝の父は台湾人ではなく日本人であるだとか、二二八虐殺事件の元凶は日本人だとか、親中反日の御都合主義史観で発言を繰り返してきた。

ちなみに中華民族主義者が言う「独立派」「台独分子」とは、中華民族主義を拒絶し、台湾人として中国統一に反対する勢力のことだ。そして「独立派」を生み出したのが日本時代の日本人化教育だと分析し、独立派を日本人の悪影響を受けた親日、媚日の民族の裏切り者として心底憎悪するのだ。彼らが独立派の巨頭と看做す李登輝氏を「日本人」と呼びたがるのも故なしとしないのである。

二二八事件のきっかけは国民党と言う中国人支配者の腐敗堕落した台湾統治に対する民度高き台湾人の抗議、反抗だったが、中国人から見ればそうした高い民度も、日本の教育のせいだと映る訳だ。日本の近代教育によって台湾人はすでに、前近代的な国民党支配に唯々諾々と従うような愚民ではなくなったのは間違いない)。

したがって台湾では一般的に、今回の犯行もおそらく、そうした反日的な中華民族主義者の仕業だろうと思われているのである。

そろそろ、こんなシナに決別をして台湾を独立国として承認し国際社会への復帰を後押しすべき時期時期ではないだろうか。

台湾の教科書に載っている日本人
銅像修復序幕式




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